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「車いす操作体験研修」を開催しました

2023年12月7日(木)    参加者:17名    鵠沼市民センターホール

今回は、初めに車いすの歴史について渋井さんより解説をして頂きました。BC500年ギリシャで「車輪のついたベット」何のためか良く分からないが、AC500年には中国・明時代老人が車に乗っている図があります。1665年にドイツの時計職人ステファンファーラーが自走式・手こぎの椅子(図1)を開発、本人も障害があった。1880年アメリカにおいて籐製で作られた現在の原形となるような車いす(図2)が作られた。

現在では、車いすはJIS規格にもなり、また電動の車いすも多くあり、無限軌道車いす(でこぼこ、雪、段差等に対応)やリクライニング等にもなるように進化を続けている。

このホールには、4台の車いすが準備されており、2人1組となって操作体験を行った。

また、体験ルートは、このホールを出発~スロープをのぼり~1階のエレベーターを使い2階の新館へ~廊下を渡り本館へ~外部のスロープを下り~1階の庁舎を廻り~中庭から~庁舎廊下へ入る~廊下からホールへ帰る順路を全員が体験した。参加した方々が、それぞれ乗り手、押し手を経験され、乗り手の低い目線での体験と押しての方の操作経験とそれぞれのコミュニケーションの大切さを確認できた研修となりました。